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プロポーズ大作戦 TOP > サプライズプロポーズのお役立ち情報 > ダイヤモンドについて ダイヤモンドの4C

婚約指輪といえばダイヤモンド

婚約指輪といえばダイヤモンド。実際9割の方が婚約指輪はダイヤモンドと答えています。 永遠の愛をイメージさせるダイヤモンドは鉱石としての希少価値も高く、職人の技術によるカットの美しさ、また硬度からも指輪に適している石と言えます。このダイヤモンドの基礎知識についてご紹介致します。
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ダイヤモンドの4C(カラット/カラー/クラリティ/カット)

宝飾としてのダイヤモンドには、4Cというものがあります。4Cとは、GIA(アメリカ宝石学協会)が考案した、ダイヤモンドの品質を評価するための国際基準です。
希少性や美しさ、品質に関する専門家の合意、買い手の好みなどダイヤモンドの評価に関する事柄のすべてを反映したものです。色(カラー color)、透明度(クラリティ clarity)、重さ(カラット carat)、研磨(カット cut)の頭文字を取って4Cと略しています。ダイヤモンドの鑑定書には、4Cが記載されます。

色(カラー color)

ダイヤモンドは無色透明というイメージが強いですが、実はすべてのダイヤモンドが無色透明というわけではありません。イエローから、ややブラウンがかった色味のダイヤモンドも多くあり、宝石店の店頭に並んでいます。そういった色以外にも、多種多様な色のダイヤモンドが存在しています。
ダイヤモンドの色は、マスターストーン(基準石)を基にして判定されます。無色に近いほど高評価となります。ただし、カラーダイヤモンドと呼ばれるピンクやブルー、レッドなどの珍しいファンシーカラーのダイヤモンドの中には、無色よりも高く評価されるものもあります。最高はD、以下はE、F、G〜Zまでの23段階で表します。以下は色の目安です。

DEF  :  無色透明
GHIJ  :  ほぼ無色
KLM  :  かすかな黄色
N-R  :  非常に薄い黄色
S-Z  :  薄い黄色

ファンシーカラーのダイヤモンドは、この評価方法とは異なり、色の深さと鮮やかさに基づいて評価されるので、色が明るく純粋なほど評価は高くなります。

透明度(クラリティ clarity)

クラリティは、プレミッシュ(表面上の特徴)やインクルージョン(内包物)の大きさ、位置、数によって判定されます。インクルージョンはプレミッシュよりも評価への影響が大きく出ます。
自然が作り出すものなので純粋で完全なダイヤモンドはほとんどありませんが、極稀にフローレス(無傷)と呼ばれるものもあり、かなり高く評価されます。最高は「FL(Flawless)」、以下「I(Imperfection)3」まで、全部で11段階です。

FL  ・・・・・  10倍に拡大しても外部には欠点がない
IF  ・・・・・  10倍に拡大しても内包物を見つけられない
VVS  ・・・・・  10倍の拡大では内包物の発見が非常に困難(極わずかな内包物
VS  ・・・・・  10倍の拡大では内包物の発見が困難(極わずかな内包物)
SI  ・・・・・  10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが肉眼では困難(わずかな内包物)
I  ・・・・・  肉眼で内包物が容易に発見出来る

インクルージョンがあると評価は下がりますが、天然のダイヤモンドであるという証拠になります。

重さ(カラット carat)

1カラットは0.2グラムです。よって1グラムのダイヤモンドは、5カラットとなります。通常は小数点第2位もしくは第3位まで表記します。重さを表す単位ですので、大きさを表す単位ではありません。ダイヤモンドの重量が増すにつれ、価格は上がります。
カラットの由来は、カロブ(Carob:イナゴ豆)です。イナゴ豆を乾燥させると、ほとんどどれもが0.2グラムとなる性質があることから、古代のインド人はこの豆を使って宝石の重さを量っていました。

研磨(カット cut)

カットは、唯一人間の関与が評価される部分です。ダイヤモンドのきらめきを決定する最も重要な要因であり、ほかのC評価にも重大な影響を与える重要な部分でもあります。プロポーション(形)とフィニッシュ(仕上げ)が評価の対象となっています。
ダイヤモンドは、カットによって色を強調することも、インクルージョンを隠すことも出来ます。したがって、ダイヤモンドをカットする側には、ダイヤモンドの可能性を見極め、最も価値のある特徴が組み合わさるようにカッティングできる、慎重さと精密な技が必要となります。
総合評価は、「EXCELLENT(EX)」を最高位に、以下「VERY GOOD(VG)」「GOOD(G)」「FAIR(F)」「POOR(P)」までの5段階でなされます。

EXCELLENT(EX)  ・・・・・  最高の技術を持って美しくカットされた完璧なプロポーションのダイヤモンド
VERY GOOD(VG)  ・・・・・  完璧ではないが非常に厳格な条件でカットされたダイヤモンド
GOOD(G)  ・・・・・  完璧ではないが良いきらめきと輝きを持っているダイヤモンド
FAIR(F)  ・・・・・  重量を残してカットされたもので完璧さやきらめきでは劣るダイヤモンド
POOR(P)  ・・・・・  お粗末なカットと仕上げによりジュエリーには向かないダイヤモンド

ダイヤモンド鑑定書

ダイヤモンド鑑定書とは、ダイヤモンドの品質証明書のことです。
一般人がダイヤモンドを購入する際、専門家でない限り4Cを間違いなく判断することは難しいことですので、ダイヤモンド鑑定書がついているものを選ぶことが非常に望ましいです。ただし、鑑定書は場合によってはただの紙きれに過ぎないこともあります。よって、権威のある鑑定機関が、直接正式に発行した鑑定書であることも望まれます。

世界的に権威のある主なダイヤモンド鑑定書の発行機関は、ベルギーのHRD(Hoge Raad voor Diamant )とアメリカのGIA(Gemological Institute of America )です。 日本にも鑑定機関がありますが、その多くはアメリカのGIAの基準に基づいて日本語のダイヤモンド鑑定書を発行しています。
権威のある機関の鑑定書あどうかで、ダイヤモンドの価格に差が出る場合もあります。

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