プロポーズ大作戦 TOP > プロポーズ体験談 > 26歳Nさん(不動産業)体験談
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26歳Nさん(不動産業)の場合
大阪生まれの大阪育ち、生粋の関西人の僕は、上京してからもその気質はさっぱり抜けずに今に至ります。
彼女と付き合って3年目。
地元の親友の結婚式をキッカケに彼女との未来を強く願った僕は、ついにプロポーズを決意。あれこれキザな台詞だの、イケメンフレーズを小声で練習してみたが、どれもガサツなこの僕には似合わず、結局一生一度の決意の言葉がこうなってしまった。
プロポーズ場所は、彼女と初デートで訪れたお台場の公園。
彼女は「ハゲる?太る?ありえへん!だったら私が健康管理したる!・・・って。大阪弁移るんだよね。」
と言ってちょっと間が空いた後で恥ずかしそうに「よろしくお願いします」と言ってくれました。
僕は思わず彼女と強く握手。
「ありがとう!ホンマにありがとう!」と言って、彼女を思わずおんぶしてその喜びを自分なりに精いっぱい表現しました。緊張したけど、ちゃんと自分の言葉で表現出来たので、そこが相手に伝わったのかな。
まさかプロポーズされると思わなかったらしく、彼女、本当は一瞬迷ったみたいです。でも勢いがすごくて思わずOKしたと言っていました(笑)
これからもうんと彼女を笑わせます!
ミカの「ココがステキ」ポイント
気取らないプロポーズがとっても素敵ね。結局は自分の言葉とか自分らしい表現の方が、相手には気持ちが伝わるということの証明じゃないかしら?
彼女も、まさかここでプロポーズが来るとは想像もしていなかったみたいだけど、まるでコントのような返しが本当にお見事だわ!間違いなく、この先も笑いの絶えない、楽しい夫婦になりそう。
巷では、ビックリ仰天感動プロポーズや言葉のセンスを競うような風潮が感じられるけど、そんな空気に惑わされず、しっかり自分の想いと決意が伝わるようにお相手に真っ直ぐ伝えて下さいね。
それにしても、プロポーズ成功して思わず彼女をおんぶしたNさん。よっぽど嬉しかったのね(笑)。
ミカのプロポーズワンポイントアドバイス
初デートの場所をプロポーズの舞台に選んだことは一つのポイントよね。出会ったころのドキドキ感を思い出し、改めて二人の気持ちが繋がったり、出会った頃の初々しさに少し恥じらいながらも、やっぱり人を好きになる素晴らしさ、改めて感じるはずよ。
そしてNさんの関西弁でのプロポーズと、なんとも現実すぎる表現、そしてネガティブな展望。少しトホホな感じもありつつ、避けられない老いを共に過ごす覚悟みたいなものに思えて、すごく結婚生活を具体的なものとして捉えることが出来るのよね。
一生一度のプロポーズなんだし、もっとロマンチックな言葉が欲しかった…、なんて人もいそうですが、そのうち来るであろう現実を、ありのまま受け入れて、その時代にあった生き方を楽しみたいという、Nさんなりのポジティブな考え方に共感を覚えちゃうわ。
ストレートなプロポーズが苦手な男性諸君!
そんな時はNさんのように、クスッとなるプロポーズも、案外印象的でいいものよ。