最高のサプライズプロポーズを成功する場所や演出を一挙公開！プロポーズ応援ポータルサイト「プロポーズ大作戦」

仕事柄休みが不規則で、なかなか土日休みなんて取れない上、連休すら取りづらい環境。彼女とのデートと言えば、向こうが僕の店に来て、閉店後近くのバーで飲み直したり、彼女が僕の休日に合わせて有給休暇を取得するかくらいしかなく、付き合っている頃はお互い切ない気持ちがずっと続いている状態でした。

正直僕は結婚願望もあまりなかった方だし、女性とお付き合いしても長続きしないタイプ。いくら美人でも、会えないことに不満を抱く女性だと急に冷めてしまっていました。多分、自分はこの仕事をしている限り、恋愛はしても結婚はないだろうなと思っていましたね。

しかし、今の嫁は僕の仕事を理解してくれてるし、わがままも一切言わず、常に笑顔で隣にいてくれる。店長も公認で、時々彼女が店を手伝ってくれるので本当に助かると言ってくれてます。因みに嫁は5歳年上。普通のOLとして働いていて、仕事もそれなりに大変そうなのに愚痴一つこぼさず、常に僕のリズムに合わせてくれる、本当に僕にはもったいないくらいの女性です。

そんなある日、店長が「今度連休取って構わないよ」と言ってくれたので、その連休を使って京都に行ってきました。丁度紅葉シーズンだった京都は、言葉を失くすほどの美しさ。川下りしたり、神社仏閣を回ったり、美味しいもの食べたり。普段穏やかで落ち着いている嫁が、あんなに子供のようにはしゃいでいる姿を見て本当に嬉しかったし、今まで以上に愛おしく感じました。

僕にとってこの京都旅行は、実は単なる旅行ではなく、人生最大のミッションを掲げて臨んだもの。そう、この機会がプロポーズに一番相応しいと思い、ティファニーのネックレスを購入し決戦に向かったのです！

いやぁそれにしても緊張しましたね。イメージではばっちりなのに、いざ切りだそうとするとなかなか言葉が出てこないし、タイミングが合わないしで。でも神様は確実にチャンスをくれるみたいです。京都の有名観光スポット、渡月橋が見える遊歩道を歩いてる時、嫁がこう言ったんです。「この景色いいなぁ」って。僕は今だ！と直観的に感じこう言いました。

  

本当はティファニーのネックレスを渡しながら言うつもりでしたが、あまりにチャンスが唐突にやってきたので、後でゴソゴソ渡す羽目になりちょっとカッコ悪く、全て計画通りとはいきませんでしたが、見事作戦成功！嫁はこくりと一つ頷いて目をウルウルさせていました。
結婚式は僕の仕事の都合もあって、もう少し先になりそうですが、既に籍を入れて毎日健康に気を遣った美味しい手料理で幸せを噛みしめています。

ミカの「ココがステキ」ポイント

いつも一緒にいたいのにいられない。会わない時間は永遠のように長く感じるくせに、会っている時間は光陰矢のごとし！大人の恋愛って本当に切ないわよね。でも恋愛している二人には、普段の自分からは想像も出来ない程のエネルギーが溢れていて、限りある時間を上手に活用したり、少々強引にでも会う機会を設けたりすることが出来るの。きっと彼女は自分の仕事に心身ともに疲れていたんだろうけど、Mさんへの愛の方がはるかに勝っていて、翌日仕事にも関わらずお店に顔を出したり手伝ったり。会えない二人に立ちはだかる問題も、簡単にクリア出来るほどのパワーがみなぎっていたのよね。

さてミカの「ココがステキ」ポイント。
今回はズバリ、この景色を年老いてもまた一緒に見たいという、仲睦まじいハートフルな将来の姿をイメージさせたこと。誰もが大好きな人とは一生添え遂げたいと思うものだけど、悲しいかな、人によっては歯車がかみ合わず、不倫や離婚といった最悪の結末を辿ることも少なくないのよね。だからこそ、今見ている美しい景色を、また何十年後に一緒に見たいというMさんのプロポーズは、彼女の琴線に触れる最高の言葉になったはずよ。
きっとこの先、子供が出来て家族がにぎやかになって、そして手を離れまた二人きりになる日が来るわ。そのとき、若かった自分たちの姿を思い出しながら二人で手を繋いで京都でお散歩を楽しむんでしょうね。本当にステキ!!

ミカのプロポーズワンポイントアドバイス

プロポーズアイテムとして指輪を購入される男性が多いんだけど、実際サイズが合わなかったり、仕事上身につけられない等の理由で、せっかく高価なものも活用してくれなかったりする場合もあって、ちょっぴり残念よね。
そんな時におすすめなのがMさんのようにネックレスを贈ること。特にティファニーのネックレスなんかは、女性からとても人気があるし、プロポーズで貰いたいアイテムとしても有名よ。どんな服装にもさりげなく身につけられる可愛さがいいわよね。あとブランドでおすすめなのが「4℃」や「カルティエ」なんかも根強いわね。貰って誰もが喜ぶ、外れなしのアイテムよ。

でもプロポーズはモノじゃない。やっぱり“心”が大事。秋の京都ともなるとそれだけで最高のロケーションとなるわけだから、しっかり心のこもったプロポーズ、考えてみてね。普段口下手な人も、景色と雰囲気が絶対味方してくれるはず。勇気を出してあなたらしい一言を！