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指輪・・古代ローマでは結婚・婚約の契約の証しとして贈られていたもの。現在でも誓いの証

マリッジリング(結婚指輪)

夫婦で身につける指輪のこと。結婚式の指輪交換の儀式時にお互いの薬指にはめます。
日常生活で邪魔にならないよう、シンプルなデザインが一般的。継ぎ目のないリングには、永遠の愛という意味が込められています。

エンゲージリング(婚約指輪)

結婚の約束として男性から女性に贈られる指輪のこと。一般に「給料の3カ月分」と言われるのがこの指輪にあたります。中央に宝石が付いているような高価なものを贈る習慣が一般的ですが、最近ではこの婚約指輪を贈らないカップルも増えています。
左手薬指にはめる習慣は、心臓から左手薬指に流れる愛情の血を意味するインドの言い伝えに由来しています。

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一文字(いちもんじ)

指輪中央に置かれる宝石(センターストーン)が無いタイプで、小粒の宝石(メレ石)を1列に配したデザインの指輪。シンプルながら安芸のこないデザインでファッションを選びません。なお、2列なら二文字、3列なら三文字とよびます。

S字ウェーブ

指輪のアームラインがアルファベットのS字を描くデザインのもの。指を細く綺麗に見せる効果があります。シンプルながらそのさりげないデザイン性と柔らかい曲線は品格を感じさせます。

エタニティリング

指輪の周囲に同じサイズ、カットの宝石を途切れなくあしらったデザイン。その様子から”途切れる事のない永遠の愛”を意味するとされています。一般的にはフルエタニティと呼ばれる、宝石が一周しているタイプが好まれますが、サイズ直しが難しい、コストが掛かるなどの点から、ハーフエタニティという宝石が半周しているタイプの指輪も人気です。

ストレートライン

指輪のアームがウェーブを描かないストレートなデザイン。シンプルかつベーシックなデザインなので重ねづけしても毎日身に着けても飽きのこないものです。オーソドックスタイプなので誰でも身につけやすく、特に男性に好まれるデザインです。

V字リング

手の甲に向かってV字の形をした指輪。指の付け根がV字になっていることで、縦のラインを強調することが出来ます。指を細く長く見せる効果が期待出来ます。

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K24

最高純度の純金のことで24金とも言われます。別表記999.9GOLD。Kはカラット(karat)の頭文字で、純度を24分率で表したものです。

ゴールド

柔らかく加工しやすい特徴を持つ金属で様々な装飾品に利用されています。純度はカラット(karat)で表記され、24分率でその純度を示します。最も純度の高い24K、純度75%の18Kが良く知られています。

カラーゴールド

純度75%の18金に、銀、銅、ニッケル、パラジウムなど他の金属を加え、本来の色以外の色をしたきん。例えば、銀の比率が多ければイエローゴールド、銅の比率が多ければピンクゴールド、ニッケルまたはパラジウムの比率が多ければホワイトゴールドになる。

スリーカラーゴールド

金のカラーバリエーションを意味し、主にイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3つを指します。ゴールドに様々な金属を混ぜることで本来の色とは違った色を作り出すことが出来るのですが、ホワイトゴールドに使用されるニッケルは金属アレルギーになりやすいことから、最近ではパラジウムを使用するのが一般的です。色の意味としてはイエローが「忠誠」、ピンクは「愛」、ホワイトは「友情」を表しています。

コンビリング

純金、ピンクゴールド、ホワイトゴールド、プラチナなどの中から2種類の素材を使用して作られた指輪。金とプラチナの組み合わせが一般的です。様々なバリエーションにより異なった質感を楽しむことができます。

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立て爪(ソリティア)

立て爪(ソリティア)とは、一粒の宝石を数本の爪で留めるセッティング方法。宝石を持ち上げることで輝きを強調させ、より際立たせることが出来ます。留める爪の数が少ないほど輝きが増し、存在感も強調されます。立て爪はデザイン的な役割以外に、宝石と土台をしっかり留める重要な役目もあります。

爪なし

爪を立てず、アームの中に宝石を埋め込む方法。表面がフラットになるため日常生活で邪魔になりにくいメリットがあります。爪なしには、彫り留め、レール留め、ベゼルセッティング、パヴェセッティング、バーセッティングといった種類があります。

パヴェ

パヴェとはフランス語で「石畳」という意味。まるで石畳のようにアームにいくつもの小粒のダイヤ(メレダイヤモンド)を敷き詰めたセッティング方法を指します。高さがない分引っかかりが少なく日常生活に適しています。センターストーンの周りに配した場合、メインストーンの美しさをよりいっそう強調させることができ、ゴージャスな雰囲気を演出することも出来ます。

ベゼルセッティング

立て爪の代わりに、宝石を台が囲うようにし低く深く伏せこんだセッティング方法。爪がない分引っかかりにくく日常生活に適しています。高さがあるので、リングに立体感が生まれ、シンプルでありながら存在感を出すことが出来ます。

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ラウンドブリリアントカット

もっとも定番なダイヤモンドカッティングで上から見て丸い形をしたもの。58もの平面が石内部の光の屈折や反射を美しく演出し、ダイヤモンドの魅力を最大限に引き出します。

ファンシーカット

上から見るとハートの形にカットしたブリリアントカットの一種。ハート形にカットできる石が少なく技術も必要なため、希少価値の高いものとなります。

プリンセスカット(スクエアカット)

真上から見て正方形の形にカットされたブリリアントカットの一種。1970年代以降の比較的新しいカッティング方法で、カット面が多く、光の輝きがよりいっそう強まります。カラーストーンの場合、四隅に向かってグラデーションがつき、立体的な印象になります。

ペアシェイプカット

英語で「洋梨」を意味するペア。洋梨のように楕円形の一方が丸みを帯び、もう一方は尖ってるカッティングを指します。涙のしずくのようにも見え「ティアドロップ」とも呼ばれます。中世ヨーロッパで好んで用いられた形で、大粒の石に多く利用されてきました。デザイン性からペンダントのトップとしても人気のカッティングです。

エメラルドカット

上から見て長方形にカットされたファンシーカットの一種。50面にカットされ、アウトラインに沿って、平行に切子面が配列している場合は、ステップカットと呼ばれることもある。面が大きいため、輝きよりも石の色を強調させるのに向いたカッティング方法です。

オーバルカット

上から見て楕円形にカットされたブリリアントカットの一種。57ものカット面による光の屈折は、宝石に柔らかい印象の輝きを与えてくれます。ルビーやサファイアなどのカラーストーンでよく見られるカッティングで、ダイヤモンド以外の石でよく使われます。

マーキスカット

真上から見て楕円形で両先端がさらに尖って船型の形状をしたブリリアントカットの一種。両端が細くカットされているので、ある程度硬度と耐脆性を持った石に向いています。独特の形状から、蝶の羽や花びらなどを表現したジュエリーにしばしば用いられます。

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カット(4C)

ダイヤモンドの形状、研磨状態を表します。品質評価は「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」「フェア」「プア」の5段階。全体的な形のバランスと研磨の仕上げの状態により評価されます。なお、このグレード評価はラウンドブリリアントカットのみにつけられます。

カラー(4C)

ダイヤモンドの色味を表します。無色透明をDカラーとし、アルファベットが進むごとに黄味が強くなり、価値が下がります。全体で23段階のランク分けがなされるのですが、ピンクやブルーなどと言った色のついたダイヤはファンシーカラーと呼ばれ、逆に珍重されています。

カラット(4C)

宝石の重さを表す単位です。1カラット(ct)は0.2グラム、直径約6.5mmほどになります。大きさを表す単位ではないのですが、重さによって変わることから、カラット数でダイヤが大粒になり値段も上がります。

クラリティ(4C)

ダイヤモンドの透明度を表します。宝石内の不純物や内包物、傷や欠けが少ないほど透明度は上がりグレードも上がります。ランクは「フローレス(FL)」を頂点に、「インターナリー・フローレス(IF)」「VVS1」「VVS2」「VS1」「VS2」「SI1」「SI2」「I1」「I2」「I3」の11段階評価。SI以上であれば肉眼ではほとんど分からない程度です。

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4C

ダイヤモンドのグレードを決める際の4つの基準、「カット(カットの形状や研磨状態)」「カラー(色)」「カラット(重さ)」「クラリティ(透明度)」の頭文字。

鑑定/鑑定書

4Cを基準に宝石鑑定士がダイヤモンドの品質評価、ランキング付けをすること、またはそれを証明した保証書です。鑑定書は別名「グレーティングレポート」とも呼ばれています。因みに、ダイヤモンド以外のカラーストーンは「鑑別所」と呼ばれ、鑑定書と異なり、宝石の石の種類や処理情報、屈折率、高度、比重などの情報が示されたもので、宝石そのものの価値を評価するものではありません。

インクルージョン

宝石の内部に含まれている液体、固体、気体などの異物、不純物。インクルージョンが少ない程透明度が増し、ダイヤモンドの価値が上がります。

エンハンスメント

宝石の美しさを引き出すために人工的な改良を施すこと。熱処理や放射線照射、油浸処理などで色や傷を改良します。エンハンスメントは「改良」の意。このエンハンスメントとは別に原石の人工的手段の一つで「トリートメント」というものがあります。これは宝石本来の資質に関係なく人工的に色や外観を変えてしまう処理なのでエンハンスメントとは全く異なる扱いです。因みにエンハンスメント処理された石は天然席に分類されます。

誕生石

生まれた月により定められる宝石。各石にはそれぞれ特徴や意味が込められており、その月に生まれた人に幸運をもたらし、危険から身を守ってくれると考えられてきました。
1月ガーネット(真実・友愛・忠実)
2月アメジスト(誠実・心の平和)
3月アクアマリン・ブラッドストーン・珊瑚(沈着・勇敢・聡明)
4月ダイヤモンド(清浄無垢・純潔)
5月エメラルド・翡翠(幸福・幸運・愛)
6月真珠・ムーンストーン(健康・長寿・富)
7月ルビー(熱情・仁愛・威厳)
8月サードニックス・ペリドット(夫婦の幸福・和合)
9月サファイア(慈愛・徳望・誠実)
10月オパール・トルマリン(安楽・希望・忍耐)
11月トパーズ・シトリン(友情・潔白・幸福)
12月トルコ石・ラピスラズリ・タンザナイト(成功・繁栄・不屈)
誕生石は国によって異なります。

セットリング

エンゲージリング(婚約指輪)とマリッジリング(結婚指輪)、2つのリングがセットになっているもの。重ねづけ出来るようあらかじめデザインが施されており、結婚後も両方の指輪を楽しむことができます。

フルオーダー

注文後、すべて職人の手により一つ一つ作り上げられるシステム。既製品と違い、製作期間に時間がかかることや費用が高めにはなりますが、世界にただ一つだけのオリジナルリングが作ることができます。

セミオーダー

石(ルース)と枠(リングアーム)をそれぞれ選んでオーダーするシステム。好きな石をリングアームにはめ込むため、石を持ち込んで作ることも可能です。選択肢の幅も広く、予算に応じて自由に選べるため人気のオーダーシステムです。

リフォーム

既にあるものを新しく作り変えること。母親から譲り受けた指輪をリフォームして再利用するケースなどが一般的です。指輪のリフォームの場合、もとのデザインをそのままに、枠のサイズ調節、石の交換といったリフォームを行う。

ルース(裸石)

研磨・カットは施されているが、まだリングの枠や台にセットされていない状態の宝石。裸石とも呼ばれます。お守りとして持ち歩いたり、自由にカットしてアクセサリーに加工したりと、用途の幅は様々です。

プラチナ

原子番号78、元素記号はPtの貴金属元素。白色の光沢を持つ金属で白金とも呼ばれています。熱や酸化に強く、摩滅しにくいなどの優れた耐久性を持ち、科学的に非常に安定している性質から、装飾品以外の工業製品にも利用されています。純度が高くアレルギー反応を起こしにくいので身に付けるアクセサリーとしても重宝されています。ジュエリー用のプラチナの純度は千分率で表記されます。Pt950、Pt900、Pt850の3区分に分けられ、日本国内においてはこの3つの他、Pt1000を加えた4区分が一般的です。白金という表示からホワイトゴールドとしばしば間違えられますが、全く異なる金属です。

ホワイトゴールド

純金に銀やニッケル、パラジウムなどの金属を混ぜて作る白っぽい金。日本では18金が一般的です。ニッケルの量が多い場合は強い白色に、パラジウムが多いと柔らかい白になります。パラジウムはアレルギーを起こしにくく高価ですが、逆にニッケルは安価ですがアレルギー反応を起こしやすい性質があります。白金(プラチナ)とは全く異なる金属です。

マット(ツヤ消し)

マット仕上げとは、つやを感じさせない、地金の表面仕上げ方法のひとつ。表面の仕上げや研磨の仕方によって多くの種類に分類することができる。コンプレッサーによる圧縮空気を利用して、研磨剤を金属の表面に吹き付けることで荒らすブラスト処理や、ブラシやサンドペーパーなどを使って表面に傷をつける方法がある。他にも、布を重ねた研磨輪を利用して、高速回転によって研磨するバフ研磨、研磨剤を含んだ腐食性のある溶液を噴射させることで研磨する液体ホーニングなどの方法がある。表面の仕上げの種類としては、ヘアライン仕上げやサテン仕上げなどがある。特徴としては、表面に非常に細かな凹凸を刻むことによって光を乱反射させることが挙げられる。こうすることでしっとりとして落ち着いた質感と鈍く光る輝きを表現できる。またマット仕上げは梨地仕上げ、つや消し、とも呼ばれる。梨地というのは、果物の梨の表面のように、ザラザラした質感に由来している。

アーム

指輪の金属の輪の部分。シャンクとも呼ばれます。エンゲージリングやマリッジリングにはプラチナやゴールド、ホワイトゴールド、シルバーなどが一般的に使われます。

飾り石(かざりいし)

メインストーン以外に使われる石のこと。メインストーンを引き立てる役割もあります。

メレ/メレダイヤ

メレとはダイヤモンドの大きさを表す言葉で、0.03カラット以下の小粒のダイヤモンドのことです。メレダイヤはメインを引き立たせる役割として脇に並べられたり敷き詰められたりします。

着色ダイヤモンド

熱処理や放射線照射、油浸処理などで色を調整する「エンハンスメント処理」や「トリートメント処理」などで着色したダイヤモンド。濃いブルーやグリーンのダイヤモンドはほとんどがこの着色ダイヤモンドの場合が多いです。鑑定書には「天然ダイヤモンド(処理石)」と記され、カラーグレードの評価はなされません。この着色ダイヤに対し、天然で色のついているダイヤモンドは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれ、大変希少で価値の高いものとなります。

ファンシーカラー

人工的な処理によって着色された「着色ダイヤモンド」と違って、天然で色のついた美しいダイヤモンド。通常のダイヤに比べ産出量がきわめて少なく、価値の高いダイヤモンドです。色の濃いものほど高価に取引されます。

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